Q&A

このページでは、商標の実務や理解に役立つ外国商標情報または審決情報を紹介して参ります。ご参照ください。

最新Q&A

2025/04/07外国商標

カナダ商標

カナダのパイロットプロジェクトとは何でしょうか?

カナダのパイロットプロジェクト(pilot project)とは、カナダ知的財産庁(CIPO)の商標異議委員会(TMOB)によって、登録後3年以上が経過した商標のうち、無作為に選択された商標権者に対して、不使用取消手続の通知が行われるもので、2025年1月に開始された試験的な制度です。

2025/03/31審決

識別力

商 標 :「カスタマイズヒアル」
役 務 : 第44類「美容,医業,医療情報の提供 他」

「カスタマイズヒアル」は、需要者は『カスタマイズできるヒアルロン酸を注入する施術に関する役務』であること、すなわち、役務の質を表示するものと認識するにすぎないといえることから、本願商標は、役務の質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標というのが相当であるとして拒絶されました(不服2024-16780参照)。

2025/03/24外国商標

ベネズエラ商標

ベネズエラ商標権について、更新の猶予期間はありますか?

ベネズエラ商標権に係る更新手続については、追加料金を納付することで6ヶ月間の猶予期間(grace period)が認められることになりました。

2025/03/17審決

識別力

商 標 :「サモエドカフェ」
役 務 : 第43類「飲食物の提供,アルコール飲料を主とする飲食物の提供 他」

「サモエドカフェ」は、サモエドはロシアのシベリア地方原産の白色で長い被毛をもつ中型犬として知られ、犬と触れ合えるカフェが多数あり、特定の犬種の犬がいるカフェを「○○カフェ」と称していることから、需要者は『サモエド(犬)がいるカフェ』といった、単に役務の質を表示したものと認識するとして拒絶されました(不服2024-4196参照)。

2025/03/10外国商標

メキシコ商標

メキシコ商標について、委任状の提出は必須ですか?

メキシコ商標出願に関し、委任状の提出は必須ではありませんが、審査段階で必要になることがあるため、出願時に提出しておくことをお勧めします。

2025/03/03審決

識別力

商 標 :「バイタライジング ミネラルエッセンス/Vitalizing Mineral Essence」
商 品 : 第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,香料,薫料」

「バイタライジング ミネラルエッセンス」は、『(肌などに)ハリやうるおいを与える、天然鉱物などのミネラルを成分として配合した美容液』であること、即ち、商品の品質、効能、原材料を表示したものと理解するに止まり、商品の出所を表示する標識又は自他商品の識別標識として認識することはないとして拒絶されました(不服2024-4829参照)。

2025/02/24外国商標

メキシコ商標

メキシコ商標の委任状には認証が必要ですか?

いいえ、メキシコ商標出願に係る委任状には、証人(Witness)2名による署名が必要となりますが、公証認証や領事認証は不要です。
また、委任状の原本は不要で、スキャンしたデータを提出すれば足ります。

2025/02/17審決

識別力

商 標 :「本味」
商 品 : 第30類「しょうゆ 他」

「本味」は、審査では『本物の味』『本格的な味』程の意味合いを理解するとして拒絶されましたが、審判では『まことの味』程の意味合いを想起させる場合があるところ、未だ漠然としたものであり、商品の品質を直接的に表示したものとして直ちに理解されるとはいい難く、一種の造語として認識されるとして登録になりました(不服2024-6751参照)。

2025/02/10外国商標

パレスチナ商標

パレスチナ商標って今どうなっているんでしょうか?

パレスチナ自治区のうち、ウェストバンク(ヨルダン川西岸地区)においては、新規の商標出願等も受け付けています。
一方、ガザ地区においては、全ての業務が停止されており、再開の見込みが立たない状況です。

2025/02/03審決

識別力

商 標 :「長命寺桜もち」
商 品 : 第30類「さくら餅」

「長命寺桜もち」は、『関東風の桜餅』を認識するとして拒絶されましたが、審判では、“長命寺”の文字は一般的な辞書類に掲載されている語ではなく、請求人は本願商標を長年使用しており、需要者において一定程度知られていることから、本願商標は特定の意味を有しない造語として認識されるといえるとして登録になりました(不服2024-8232参照)。

カテゴリ(国別)

アジア
カンボジア (8)
タイ (10)
インド (10)
中国 (16)
ミャンマー (8)
フィリピン (13)
ブルネイ (2)
台湾 (13)
香港 (5)
マレーシア (9)
韓国 (10)
マカオ (5)
シンガポール (2)
インドネシア (9)
ベトナム (8)
モンゴル (1)
パキスタン (4)
ネパール (5)
ラオス (3)
スリランカ (2)
バングラデシュ (4)
ブータン (2)
モルディブ (2)
アフガニスタン (2)
北朝鮮 (2)
Japan (9)
オセアニア
サモア (3)
フィジー (2)
ソロモン諸島 (1)
ニュージーランド (3)
キリバス (1)
ツバル (1)
クック諸島 (1)
パプアニューギニア (2)
トンガ (2)
オーストラリア (4)
北米
アメリカ (19)
カナダ (13)
アフリカ
コンゴ民主共和国 (3)
タンザニア (1)
南アフリカ (2)
モロッコ (2)
モーリシャス (1)
マダガスカル (1)
エリトリア (1)
チュニジア (2)
OAPI (2)
ウガンダ (2)
タンガニーカ (2)
ザンジバル (2)
シエラレオネ (1)
ARIPO (1)
セントヘレナ (1)
スーダン (2)
ザンビア (1)
ジンバブエ (1)
スワジランド (1)
レソト (1)
サントメ・プリンシペ (1)
ルワンダ (4)
ナイジェリア (2)
ナミビア (2)
モザンビーク (3)
マラウイ (3)
コモロ連合 (1)
リビア (5)
リベリア (1)
カーボヴェルデ (1)
ブルンジ (2)
ソマリア (2)
アルジェリア (3)
コートジボワール (1)
ガーナ (1)
ガンビア (2)
ケニア (1)
ボツワナ (2)
エチオピア (1)
エジプト (2)
ジブチ (2)
アンゴラ (1)
エスワティニ (1)
欧州
EUTM (15)
ロシア (5)
ドイツ (2)
ノルウェー (2)
イタリア (1)
フランス (2)
イギリス (5)
マルタ (2)
ウクライナ (6)
キルギス (1)
リヒテンシュタイン (1)
タジキスタン (1)
アンドラ (1)
ベラルーシ (1)
ベルギー (1)
キプロス (1)
ウズベキスタン (1)
ルーマニア (1)
中東
ヨルダン (1)
イラク (3)
サウジアラビア (6)
パレスチナ自治区 (2)
ウェストバンク (5)
ガザ地区 (4)
アラブ首長国連邦 (10)
イエメン (3)
レバノン (4)
イラン (3)
シリア (4)
クウェート (5)
バーレーン (1)
クルド (4)
トルコ (3)
カタール (2)
アフガニスタン (1)
イスラエル (1)
マドプロ
マドプロ (36)
マドプロ(各国) (58)
中南米
ホンジュラス (3)
メキシコ (9)
コロンビア (3)
グアテマラ (4)
ベリーズ (3)
ニカラグア (4)
ボリビア (3)
エクアドル (4)
エルサルバドル (1)
ウルグアイ (4)
パナマ (1)
スリナム (2)
ガイアナ (3)
コスタリカ (3)
ベネズエラ (5)
アルゼンチン (5)
ペルー (2)
パラグアイ (2)
チリ (5)
ブラジル (5)
カリブ
ドミニカ共和国 (3)
バルバドス (2)
ケイマン諸島 (1)
バミューダ諸島 (4)
ドミニカ国 (3)
アルバ (3)
アンギラ (2)
バハマ (2)
イギリス領ヴァージン諸島 (1)
ジャマイカ (2)
ハイチ (3)
トリニダード・トバゴ (5)
キュラソー (1)
アンティグア・バーブーダ (1)
キューバ (1)

アジア ー中国ー

2024/02/19
中国商標

中国商標出願に関して、BaaSは受け付けられますでしょうか?

中国商標出願に関して、Blockchain as a service [BaaS]は、第42類の役務として、今年2024年から受け入れられるようになりました。

2023/12/25
中国商標

中国商標訴訟に関する委任状には、領事認証が必要ですか?

中国商標の訴訟手続に係る委任状については、以前は領事認証が必要でしたが、2023年11月7日より、アポシティーユ(Apostille)で足りるようになり、領事認証は不要となりました。

2022/02/28
中国商標

中国商標については、紙の登録証は発行されなくなったのですか?

はい、中国商標の登録証に関しては、2022年1月1日より、紙媒体の登録証は発行されなくなり、電子登録証の発行のみとなりました。

2021/08/30
中国商標

中国においては、同一商標同一商品の重複登録が可能なのでしょうか?

はい、中国商標に関しては、同一商標・同一指定商品/指定役務に係る重複登録が可能です。

2021/04/12
中国商標

中国商標の更新は、6ヶ月前からできますか?

中国登録商標に係る更新手続については、更新期限日の12ヶ月前から可能です。

1 2

識別力

2018/06/25
識別力

商 標 :「ドローン検定」
役 務 : 第41類「検定試験の企画・運営又は実施及びこれらに関する情報の提供 他」

「ドローン検定」は、審査では『ドローンに関する検定試験』程の意味合いを認識させるとして拒絶されましたが、審判では、該意味合いを想起させる場合があるとしても、具体的な検定試験の内容を認識させるとはいい難く、直ちに役務の質(内容)を直接的かつ具体的に表示するものともいい難いとして登録になりました(不服2017-16887参照)。

2018/06/11
識別力

商 標 :「ハイブリッドメラミン」
商 品 : 第19類「メラミン樹脂含浸化粧板」

「ハイブリッドメラミン」は、原審説示の『メラミン樹脂とフェノール樹脂とを組みあわせたプラスチック製の化粧板』程の意味合いを暗示させる場合があるとしても、これが直ちに特定の商品等を具体的かつ直接的に表したものと認識させるとはいい難く、構成全体をもって一種の造語と認識されるとして登録になりました(不服2017-16565参照)。

2018/05/28
識別力

商 標 :「おうち婚」
役 務 : 第45類「冠婚葬祭の企画及び運営,結婚又は交際を希望する者への異性の紹介 他」

「おうち婚」は、審査では『御内での結婚』程の意味合いを容易に認識させるとして拒絶されましたが、審判では、原審説示の意味合いを直ちに認識させるとはいい難く、取引上一般に使用されている事実もなく、構成全体をもって特定の語義を有することのない一種の造語を表したものと認識されるとして登録になりました(不服2017-17571参照)。

2018/05/14
識別力

商 標 :「ALASKAN」
商 品 : 第7類「Lumber making attachments for chain saws.」

「ALASKAN」は、『アラスカ(人)の』の意味を有する語であるとしても、このことのみをもって商品の産地、品質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標とはいい難く、また、指定商品の分野において取引上一般に使用されている事実もなく、自他商品識別標識機能を果たし得るとして登録になりました(不服2017-650056参照)。

2018/04/16
識別力

商 標 :「Always on」
商 品 : 第9類「スクリーン画面において常に時間・日付・その他の情報を表示させることを可能とするスマートフォンのディスプレイ用スクリーン」

「Always on」は、指定商品に関して『常時表示』程の意味合いで使用されている事実が認められることから、需要者は『スクリーン画面において常に時間・日付・その他の情報を表示させること』、即ち、商品の品質を表示したものと認識するというのが相当であり、また、態様上顕著な特徴は認められないとして拒絶されました(不服2016-19019参照)。

2018/04/02
識別力

商 標 :「生ボディソープ」
商 品 : 第3類「ボディソープ,身体用洗浄剤」

「生ボディソープ」は、審査では『無添加のボディソープ』程の意味合いを認識させるとして拒絶されましたが、審判では、構成全体から特定の意味合いを想起させるとはいい難く、一種の造語を表したものとして認識されるとみるのが相当であり、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るものであるとして登録になりました(不服2017-5381参照)。

2018/03/19
識別力

商 標 :「社長の終活」
役 務 : 第35類「経営に関するコンサルティング」他

「社長の終活」は、審査では『中小企業経営者である社長の事業承継を内容とするものであること』を理解するとして拒絶されましたが、審判では、該意味合いを直ちに看取させるとはいい難く、また、特定の役務の質を直接的かつ具体的に表示するものとして、取引者,需要者に認識されるともいい難いとして登録になりました(不服2017-10784参照)。

2018/03/05
識別力

商 標 :「商業藝術」
商 品 : 第16類「書籍,印刷物,写真」他
役 務 : 第43類「インターネットカフェにおける飲食物の提供」他

「商業藝術」は、審査では『商業を目的とした藝術』程の意味合いを容易に認識させるとして拒絶されましたが、審判では、該文字は辞書等に掲載のないものであり、取引上一般に使用されている事実もなく、商品の品質又は役務の質を具体的かつ直接的に表したものと認識させるとはいい難いものであるとして登録になりました(不服2017-13850参照)。

2018/02/19
識別力

商 標 :「青汁専門会社が作った」
商 品 : 第32類「ビール,飲料用青汁,清涼飲料,果実飲料,飲料用野菜ジュース 他」

「青汁専門会社が作った」は、審査では『青汁の分野における専門会社が製造した商品』を認識するとして拒絶されましたが、審判では、当該文字のみで表示されている事実は発見できないことから、本願商標は、その指定商品について使用しても、自他商品の識別標識としての機能を果たし得るとして登録になりました(不服2017-4526参照)。

2018/02/05
識別力

商 標 :「ふきトリ」
商 品 : 第3類「化粧品,香料,化粧用コットン,化粧用綿棒,化粧用脱脂綿 他」
    第5類「薬剤,医療用試験紙,医療用油紙,オブラート,包帯,おむつ 他」

「ふきトリ」は、原審説示の『拭き取り用の商品』を直ちに理解させるものとはいい難く、指定商品を取り扱う業界において商品の品質を直接的かつ具体的に表すものとして取引上普通に用いられていると認めるに足る事実もなく、構成全体をもって特定の語義を有することのない一種の造語と認識されるとして登録になりました(不服2017-12006参照)。

< 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 >
  • 外国商標Q&A
  • 審決Q&A

助成金・補助金サポート!

JPBRANDZでは、「外国商標出願費用助成事業」「中小企業等海外展開支援事業費補助金」等の申請をサポートします。
外国商標出願費用については、最大で60万円(助成率1/2)まで助成金・補助金が出ますので、是非ご活用ください!

trademark@jpbrandz.com