2025/02/17審決
識別力
-
商 標 :「本味」
商 品 : 第30類「しょうゆ 他」 -
- 「本味」は、審査では『本物の味』『本格的な味』程の意味合いを理解するとして拒絶されましたが、審判では『まことの味』程の意味合いを想起させる場合があるところ、未だ漠然としたものであり、商品の品質を直接的に表示したものとして直ちに理解されるとはいい難く、一種の造語として認識されるとして登録になりました(不服2024-6751参照)。
2025/02/10外国商標
パレスチナ商標
- パレスチナ商標って今どうなっているんでしょうか?
- パレスチナ自治区のうち、ウェストバンク(ヨルダン川西岸地区)においては、新規の商標出願等も受け付けています。
一方、ガザ地区においては、全ての業務が停止されており、再開の見込みが立たない状況です。
2025/02/03審決
識別力
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商 標 :「長命寺桜もち」
商 品 : 第30類「さくら餅」 -
- 「長命寺桜もち」は、『関東風の桜餅』を認識するとして拒絶されましたが、審判では、“長命寺”の文字は一般的な辞書類に掲載されている語ではなく、請求人は本願商標を長年使用しており、需要者において一定程度知られていることから、本願商標は特定の意味を有しない造語として認識されるといえるとして登録になりました(不服2024-8232参照)。
2025/01/27
Japan Trademark
- What information do you need to request a trademark search in Japan?
- We need information on the Mark to be searched and Goods and/or services to be used.
2025/01/20審決
識別力
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商 標 :「LIGHTFORCE」
商 品 : 第10類「歯用及び顎用の歯列矯正器具 他」 -
- 「LIGHTFORCE」は、審査では『弱い力(ライトフォース)という治療法(治療理論)のためのもの』を認識するとして拒絶されましたが、審判では、特定の意味合いが直ちに認識され得るというべき事情は見当たらず、一般に使用されている事実は発見できず、造語というべきものであるとして登録になりました(不服2024-650044参照)。
2025/01/13外国商標
リビア商標
- リビア商標の商標業務は再開されましたか?
- はい、リビア商標に関しては、2024年9月2日より、リビア商標庁において新規商標出願の受付が再開されました。
2025/01/06審決
識別力
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商 標 :「異次元ストレッチ」
商 品 : 第25類「被服,バンド,ベルト,履物,仮装用衣服,運動用特殊衣服 他」 -
- 「異次元ストレッチ」は、『通常とは全く異なるストレッチ性を有する商品』であるという商品の説明、優位性などを端的に表した多数用いられる宣伝広告の語句の一種であると理解、認識させるにとどまり、特定人によるその独占使用を認めるのを公益上適当としない、一般的に使用される標章というべきであるとして拒絶されました(不服2024-3568参照)。
2024/12/30外国商標
バミューダ諸島商標
- バミューダの新商標法施行はいつですか?
- バミューダの新商標法は、2025年1月1日に施行されることが公式に発表されました。
2024/12/23審決
識別力
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商 標 :「鰹BAR」
商 品 : 第29類「粉末鰹,かつお節,鰹を主原料とする加工品,鰹の加工水産物,鰹」 -
- 「鰹BAR」は、商品の原材料と形状の名称の組合せであると、需要者に無理なく理解されるものであり、これをその指定商品に使用しても、これに接する取引者、需要者は、当該商品が『鰹を使用した棒状の食品』であること、すなわち、商品の品質を表示したものとして認識するものとみるのが相当であるとして拒絶されました(不服2024-6479参照)。
2024/12/16外国商標
インドネシア商標
- インドネシア商標の不使用期間は3年ですか?
- インドネシア商標権に係る不使用取消期間は、以前は3年でしたが、2024年7月30日から5年に延長されました。
カテゴリ(国別)
- アジア
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アジア ー中国ー
2024/02/19
中国商標
- 中国商標出願に関して、BaaSは受け付けられますでしょうか?
- 中国商標出願に関して、Blockchain as a service [BaaS]は、第42類の役務として、今年2024年から受け入れられるようになりました。
2023/12/25
中国商標
- 中国商標訴訟に関する委任状には、領事認証が必要ですか?
- 中国商標の訴訟手続に係る委任状については、以前は領事認証が必要でしたが、2023年11月7日より、アポシティーユ(Apostille)で足りるようになり、領事認証は不要となりました。
2022/02/28
中国商標
- 中国商標については、紙の登録証は発行されなくなったのですか?
- はい、中国商標の登録証に関しては、2022年1月1日より、紙媒体の登録証は発行されなくなり、電子登録証の発行のみとなりました。
2021/08/30
中国商標
- 中国においては、同一商標同一商品の重複登録が可能なのでしょうか?
- はい、中国商標に関しては、同一商標・同一指定商品/指定役務に係る重複登録が可能です。
2021/04/12
中国商標
- 中国商標の更新は、6ヶ月前からできますか?
- 中国登録商標に係る更新手続については、更新期限日の12ヶ月前から可能です。
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出所混同
2023/03/13
出所混同
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商 標 :「スーパーニンテンドーワールド」
役 務 : 第45類「婚礼(結婚披露を含む。)のための施設の提供,身辺の警備 他」 -
- 「スーパーニンテンドーワールド」は、その役務が他人(任天堂株式会社)あるいは同人と経済的若しくは組織的に何らかの関係を有する者の業務に係るものであるかのように、具体的な関連性を連想、想起させるというべきで、その役務の出所について混同を生ずるおそれがあるとして拒絶されました(不服2022-12301参照)。
2023/02/13
著名氏名・出所混同
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商 標 :「小室哲哉」
商 品 : 第9類「インターネット又は移動体電話通信を利用して受信し及び保存することができる音楽・音声ファイル」 -
- 「小室哲哉」は、音楽家,音楽プロデューサー等として著名な『小室哲哉』氏を表す文字と同一であって、他人の氏名からなる商標に該当し、その者の承諾を得ているものとは認められず、加えて、あたかも同氏の業務に係る商品であるかのように、商品の出所について混同を生ずるおそれがあるとして拒絶されました(不服2022-7908参照)。
2016/09/05
出所混同
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商 標 :「ミレーの種をまく人」
商 品 : 第30類「ブッセ」 - 「ミレーの種をまく人」は、『ミレーの描いた絵画である“種をまく人”」程の意味合いを認識させ、当該絵画を想起させるとしても、特定の者の業務に係る商品又は役務を表示するものとして需要者の間に広く認識されているものということはできないから、ボストン美術館等を想起させることはないとして登録になりました(不服2015-19920参照)。
2016/08/22
出所混同
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商 標 :「let it go」
商 品 : 第9類「電気通信機械器具,電子応用機械器具及びその部品(略)他」 - 「let it go」は、審査では、ディズニー社の『アナと雪の女王』の主題歌を容易に想起させるとして拒絶されましたが、審判では、本願商標は辞書にも掲載される平易な英単語からなる一般的な熟語であって創造標章ではなく、映画や音楽の分野において周知性を有しているに過ぎず、出所混同は生じないとして登録になりました(不服2016-2377参照)。
2016/03/21
出所混同
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商 標 :「進撃の阪神」
商 品 : 第 9 類「録音済み及び録画済みのコンパクトディスク・DVDその他の記録媒体」
第16類「印刷物」
役 務 : 第38類「インターネットによる音声又は映像を送る放送 他」
第41類「コンサートの企画・運営又は開催」 - 「進撃の阪神」は、審査では、阪神グループと関係のある者の業務に係る商品及び役務であるかの如く出所混同を生ずる虞があるとして拒絶されましたが、審判では、全体で一種の造語と認識されることから、‘阪神’の部分のみが着目され、特定の出所が認識されるとみるべき特段の事情は見いだせないとして登録になりました(不服2015-16109参照)。
2016/02/22
出所混同
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商 標 :「アサヒゴールデンバランス」
商 品 : 第32類「飲料用青汁,飲料用青汁のもと」 - 「アサヒゴールデンバランス」は、構成中‘ゴールデンバランス’は識別力が極めて弱い一方、‘アサヒ’はアサヒグループに係る商品であることを表示する標章として周知・著名であることから、取引者・需要者は、本願商標の構成中の‘アサヒ’の文字部分に注目して、アサヒグループを連想・想起するとして拒絶されました(不服2014-24728参照)。
2015/08/10
出所混同
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商 標 :「スピード神業ラーニング」vs「スピードラーニング」
商 品 : 第 9 類「神道系宗教に関する録音済み又は録画済みのCD・DVDその他の録画媒体」
第16類「神道系宗教に関する印刷物」 - 「スピード神業ラーニング」は、構成全体として纏まりよく一体的に表され、全体をもって取引に資されるものである一方、「スピードラーニング」は英語学習教材を表す商標として広く認識されており、神道系宗教と英語学習教材とは分野が著しく異なることから、商品の出所混同を生ずるおそれはないとして登録になりました(不服2014-25373参照)。
2012/11/16
出所混同
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商 標 :「Ω\OMEGA」 vs 「Ω\OMEGA」
役 務 : 第45類「家相鑑定,風水鑑定,占い・易に関する情報の提供 他」 - 「ΩOMEGA」は、審査では、スイスの時計メーカー『オメガ社』の役務と出所混同のおそれがあるとして拒絶されましたが、審判では、本願指定役務と時計とは、商品と役務の用途、商品の販売場所と役務の提供場所、需要者の範囲等を著しく異にし、需要者が引用商標を連想するような事情はないとして登録になりました(不服2010-12157参照)。
2012/11/15
出所混同
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商 標 :「No5\YURIKO」 vs 「N°5」
商 品 : 第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品(但し、香水を除く。),香料類 他」 - 「No5 YURIKO」は、‘No5’は商品の品番を表す語として認識され識別機能を有さないものであり、また、引用商標は「シャネルの5番」として知られているものであり、かつ、本願指定商品は「香水」を含むものではないことから、需要者をして、引用商標を連想又は想起させるものとは認められないとして登録になりました(不服2010-29430参照)。
2012/11/14
出所混同
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商 標 :「AQUACOACH」 vs 「COACH」
商 品 : 第 9 類「運動又はエクササイズ中のコーチングの指導用電子応用機械器具及びその部品・附属品 他」
第14類「スポーツにおける計測用時計及びその部品・附属品 他」
第25類「スポーツ用及び競技用ジャージー,スポーツ用及び競技用被服,水泳着 他」 - 「AQUACOACH」は、ファッション関連商品について使用するときは、需要者は周知著名性を有する「COACH」を想起し、その商品があたかもCoach, Inc又は同社と経済的若しくは組織的に何らかの関係を有する者の業務に係る商品であるかのように、その商品の出所について混同を生ずるおそれがあるとして拒絶されました(不服2012-12622参照)。
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