Q&A

このページでは、商標の実務や理解に役立つ外国商標情報または審決情報を紹介して参ります。ご参照ください。

最新Q&A

2024/04/22助成金

海外商標助成金

東京都の外国商標出願助成金の受付は、いつから始まりますでしょうか?

東京都知的財産総合センターによる令和6年度の外国商標出願費用助成事業に係る第1回目の申請受付は、本日令和6年4月22日(月)~5月14日(火)17時までとなります。

https://www.tokyo-kosha.or.jp/chizai/josei/shohyo/

2024/04/15外国商標

ウエストバンク商標

ウエストバンクの商標業務は再開されていますか?

ウエストバンク(ヨルダン川西岸地区)商標に関しては、ガザ侵攻により、全ての法的期限が凍結されていましたが、2024年1月7日から通常業務が再開されています。

2024/04/08審決

識別力

商 標 :「飲むアイス」
商 品 : 第30類「アイスクリーム,氷菓,アイスクリームのもと 他」

「飲むアイス」は、飲食料品の取扱分野においては、『飲むように食べられるアイスクリーム』について、「飲むアイス」「飲むアイスクリーム」と表現してしばしば宣伝、販売等している実情が認められることから、需要者は、宣伝広告用の語句であると容易に理解し、自他商品の識別標識としては認識しないとして拒絶されました(不服2022-16982参照)。

2024/04/01外国商標

ドミニカ国商標

ドミニカ国商標の存続期間は14年なんですか?

ドミニカ国商標権に係る存続期間は、以前は14年でしたが、現在では出願日から10年となっています。

2024/03/25審決

識別力

商 標 :「和牛入れすぎカレー」
商 品 : 第29類「レトルトパウチした和牛肉入りのカレー 他」

「和牛入れすぎカレー」は、単に『和牛肉が多く入ったカレー』程の意味合い、即ち、商品の品質を表したものと認識するに止まり、“肉入れすぎカレー”等と称した肉が多く入った商品「レトルトパウチしたカレー」が販売されている事実が認められることから、自他商品の識別標識としての機能を果たし得ないとして拒絶されました(不服2022-8984参照)。

2024/03/18外国商標

トルコ商標

トルコ商標に関して、不使用取消審判の請求は可能ですか?

トルコ商標に関して、不使用取消審判の請求は可能です。2024年1月10日より、取消審判の判断主体が裁判所からトルコ特許商標庁に移管されたため、迅速な解決が期待されます。

2024/03/11審決

識別力

商 標 :「宝塚」
役 務 : 第41類「映画・演芸・演劇又は音楽の演奏の興行の企画又は運営 他」

「宝塚」は、『兵庫県南東部の市。』の地名であり、自他役務の識別標識として認識されるとは考え難く、取引の内容を説明するために必要かつ適切な表示として機能するものであるから、誰もが自由に使用できるようにしておく必要があり、特定人に独占使用させることは、円滑な取引を阻害する虞があるとして拒絶されました(不服2021-17466参照)。

2024/03/04外国商標

リビア商標

リビア商標の委任状には有効期限があるのですか?

リビア商標出願に係る委任状に関しては、2024年2月14日付の規則改正により、有効期間が1年間となりました。

2024/02/26審決

識別力

商 標 :「お別れ家族葬」
役 務 : 第45類「葬儀の執行,墓地又は納骨堂の提供,法要に関する相談 他」

「お別れ家族葬」は、審査では『故人とお別れの時間を過ごすことのできる家族葬に関する役務』程の意味合いを容易に認識させるとして拒絶されましたが、審判では、商標全体としては何らか具体的な意味合いが理解されるとはいい難く、ある程度統一的な意味合いで使用されているという事実もないとして登録になりました(不服2023-11565参照)。

2024/02/19外国商標

中国商標

中国商標出願に関して、BaaSは受け付けられますでしょうか?

中国商標出願に関して、Blockchain as a service [BaaS]は、第42類の役務として、今年2024年から受け入れられるようになりました。

カテゴリ(国別)

アジア
カンボジア (8)
タイ (10)
インド (10)
中国 (16)
ミャンマー (8)
フィリピン (13)
ブルネイ (2)
台湾 (12)
香港 (4)
マレーシア (9)
韓国 (9)
マカオ (5)
シンガポール (2)
インドネシア (8)
ベトナム (8)
モンゴル (1)
パキスタン (4)
ネパール (5)
ラオス (3)
スリランカ (2)
バングラデシュ (4)
ブータン (2)
モルディブ (2)
アフガニスタン (2)
北朝鮮 (2)
Japan (5)
オセアニア
サモア (3)
フィジー (2)
ソロモン諸島 (1)
ニュージーランド (3)
キリバス (1)
ツバル (1)
クック諸島 (1)
パプアニューギニア (2)
トンガ (2)
オーストラリア (3)
北米
アメリカ (19)
カナダ (12)
アフリカ
コンゴ民主共和国 (3)
タンザニア (1)
南アフリカ (2)
モロッコ (2)
モーリシャス (1)
マダガスカル (1)
エリトリア (1)
チュニジア (2)
OAPI (2)
ウガンダ (2)
タンガニーカ (2)
ザンジバル (2)
シエラレオネ (1)
ARIPO (1)
セントヘレナ (1)
スーダン (1)
ザンビア (1)
ジンバブエ (1)
スワジランド (1)
レソト (1)
サントメ・プリンシペ (1)
ルワンダ (4)
ナイジェリア (2)
ナミビア (2)
モザンビーク (3)
マラウイ (3)
コモロ連合 (1)
リビア (4)
リベリア (1)
カーボヴェルデ (1)
ブルンジ (2)
ソマリア (2)
アルジェリア (3)
コートジボワール (1)
ガーナ (1)
ガンビア (2)
ケニア (1)
ボツワナ (2)
エチオピア (1)
エジプト (2)
ジブチ (2)
アンゴラ (1)
エスワティニ (1)
欧州
EUTM (16)
ロシア (5)
ドイツ (2)
ノルウェー (2)
イタリア (1)
フランス (2)
イギリス (5)
マルタ (2)
ウクライナ (6)
キルギス (1)
リヒテンシュタイン (1)
タジキスタン (1)
アンドラ (1)
ベラルーシ (1)
ベルギー (1)
キプロス (1)
ウズベキスタン (1)
ルーマニア (1)
中東
ヨルダン (1)
イラク (3)
サウジアラビア (6)
パレスチナ自治区 (1)
ウェストバンク (4)
ガザ地区 (3)
アラブ首長国連邦 (10)
イエメン (3)
レバノン (3)
イラン (3)
シリア (4)
クウェート (5)
バーレーン (1)
クルド (4)
トルコ (3)
カタール (1)
アフガニスタン (1)
イスラエル (1)
マドプロ
マドプロ (35)
マドプロ(各国) (58)
中南米
ホンジュラス (3)
メキシコ (7)
コロンビア (3)
グアテマラ (4)
ベリーズ (3)
ニカラグア (4)
ボリビア (3)
エクアドル (3)
エルサルバドル (1)
ウルグアイ (4)
パナマ (1)
スリナム (2)
ガイアナ (3)
コスタリカ (3)
ベネズエラ (4)
アルゼンチン (5)
ペルー (2)
パラグアイ (2)
チリ (5)
ブラジル (5)
カリブ
ドミニカ共和国 (3)
バルバドス (2)
ケイマン諸島 (1)
バミューダ諸島 (3)
ドミニカ国 (3)
アルバ (2)
アンギラ (2)
バハマ (2)
イギリス領ヴァージン諸島 (1)
ジャマイカ (2)
ハイチ (2)
トリニダード・トバゴ (4)
キュラソー (1)
アンティグア・バーブーダ (1)
キューバ (1)

アジア ー中国ー

2024/02/19
中国商標

中国商標出願に関して、BaaSは受け付けられますでしょうか?

中国商標出願に関して、Blockchain as a service [BaaS]は、第42類の役務として、今年2024年から受け入れられるようになりました。

2023/12/25
中国商標

中国商標訴訟に関する委任状には、領事認証が必要ですか?

中国商標の訴訟手続に係る委任状については、以前は領事認証が必要でしたが、2023年11月7日より、アポシティーユ(Apostille)で足りるようになり、領事認証は不要となりました。

2022/02/28
中国商標

中国商標については、紙の登録証は発行されなくなったのですか?

はい、中国商標の登録証に関しては、2022年1月1日より、紙媒体の登録証は発行されなくなり、電子登録証の発行のみとなりました。

2021/08/30
中国商標

中国においては、同一商標同一商品の重複登録が可能なのでしょうか?

はい、中国商標に関しては、同一商標・同一指定商品/指定役務に係る重複登録が可能です。

2021/04/12
中国商標

中国商標の更新は、6ヶ月前からできますか?

中国登録商標に係る更新手続については、更新期限日の12ヶ月前から可能です。

1 2

公序良俗

2014/03/17
公序良俗

商 標 :「太陽光発電診断士」
役 務 : 第41類「資格検定試験の企画・運営又は実施,セミナーの企画・運営又は開催 他」

「太陽光発電診断士」は、審査では『太陽電池などを使って、太陽光を直接に電力に変換する発電方式に関して欠陥の有無をしらべて判断する有資格者』を理解させるとして拒絶されましたが、審判では、本願商標と同一又は類似する名称の国家資格の存在や国家資格を想起させるような事情はないとして登録になりました(不服2013-10696参照)。

2014/01/17
公序良俗

商 標 :「開成中\突破模試」
役 務 : 第41類「進学のための模擬試験の実施,教育情報の提供 他」

「開成中突破模試」は、審査では、学校法人開成学園と関係のない者が商標として採択使用することは商取引の観点に照らして穏当でないとして拒絶されましたが、審判では、“開成中”の文字を独占的に使用できるものではなく、これを採択使用することが、商取引の秩序を乱すという事情は窺えないとして登録になりました(不服2013-17843参照)。

2014/01/15
公序良俗

商 標 :「宅建士\TAKKENSHI」
役 務 : 第36類「建物又は土地の管理に関するコンサルティング及び情報の提供 他」
    第41類「資格の認定及び資格の付与,資格検定試験の企画・運営又は実施 他」

「宅建士」は、『宅地建物の取引を行う国家資格を有する者』程の意味合いを認識させ、宅地建物取引主任者の他に宅地建物取引業に関する国家資格が存するかの如く誤信する場合があることから、請求人が独占的に使用することは、国家資格制度に対する社会的信頼を失わせ、公の秩序を害するおそれがあるとして拒絶されました(不服2013-18044参照)。

2013/12/13
公序良俗

商 標 :「おびんずるさん」
商 品 : 第30類「菓子,パン」

「おびんずるさん」は、びんずる像の敬称である「おびんずるさん」などの名称が、その地域で販売されている特産物や土産物等に使用されているという実情は見当たらず、また、地域のまちづくりや観光振興のシンボルとして、公益的な事業の遂行に使用されているという事実を見いだすこともできないとして登録になりました(不服2013-7807参照)。

2013/10/04
公序良俗

商 標 :「警護士」
役 務 : 第45類「施設の警備,身辺の警備」他

「警護士」は、同一又は類似する名称の国家資格の存在や、同一又は類似する名称が法令によって使用を規制されている事実はないことから、需要者が直ちに国家資格を表す名称であるかの如く誤認するおそれがあるということはいえず、国家資格に対する社会的信頼を失わせるおそれがあるとも認め難いとして登録になりました(不服2013-7872参照)。

2013/06/25
公序良俗

商 標 :「大内のお殿様」
商 品 : 第30類「茶,菓子,パン,サンドイッチ,ハンバーガー,弁当 他」

「大内のお殿様」は、審査では、山口市の町興し等の標章を自己の営利を目的とするために出願人の商標として登録使用することは観光振興や地域興しなどの公共的な取り組みを阻害するとして拒絶されましたが、審判では、地域の活性化を図ろうとする具体的な活動に使用されている実情は見あたらないとして登録になりました(不服2013-4121参照)。

2013/03/21
公序良俗

商 標 :「皇家塩」
商 品 : 第30類「食塩」

「皇家塩」は、審査では、皇家は『天皇を中心とするその一族。天皇家。』を意味するとして拒絶されましたが、審判では、必ずしも我が国の皇室のみを指す語ではなく、外国の王室を含む一般的な語として使用されており、社会公共の利益に反し又は社会の一般的道徳観念に反するものとは認められないとして登録になりました(不服2012-16761参照)。

2012/11/09
公序良俗

商 標 :「Fit!」
商 品 : 第16類「プラスチック製ごみ収集用袋,紙製ごみ収集用袋,紙製包装用容器 他」

「Fit!」は、審査では、国際交通フォーラムを表す‘FIT’の欧文字3文字を含むとして拒絶されましたが、審判では、何かの頭文字を取った略称を表したものと認識するというよりは、よく知っている英単語からなるものと認識し、『(何かに)ぴったり合う』ことを強調したとの意味合いを漠然と想起するとして登録になりました(不服2012-9507参照)。

2012/10/03
公序良俗

商 標 :「富士山世界文化遺産センター」
役 務 : 第36類「建物の管理,建物の貸借の代理又は媒介,建物又は土地の情報の提供 他」

「富士山世界文化遺産センター」は、公的機関が運営する『富士山の世界文化遺産に関する施設の名称』であることを容易に理解,認識させるものであり、一私人である請求人が自己の商標として登録することは、「富士山世界文化遺産」登録及び登録後に行う施策の遂行を阻害するおそれがあって適切でないとして拒絶されました(不服2011-8833参照)。

2012/09/19
公序良俗

商 標 :「のぼうの城\のぼうのしろ」
商 品 : 第33類「日本酒、洋酒、果実酒、中国酒、薬味酒」

「のぼうの城」は、和田竜が著作した書籍のタイトルであり、実存するお城の名称ではないから、これが極めて公共性の高いものとはいえず、また映画化を機に行田市の観光化に力を入れていることが伺えるとしても、同市の公益的な施策として地域の活性化を図ろうとする具体的な活動は見当たらないとして登録になりました(不服2011-16813参照)。

1 2 3 4 5 6 7
  • 外国商標Q&A
  • 審決Q&A
trademark@jpbrandz.com