2025/04/28審決
識別力
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商 標 :「The スパイス」
商 品 : 第29類「カレー・シチュー又はスープのもと」 -
- 「The スパイス」は、審査では『香辛料を強調した商品』程の意味合いを認識させるとして拒絶されましたが、審判では、商標全体として何らか特定の意味合いが認識し得るとはいえず、また、そのようにいうべき事情も見当たらず、商品の品質等を表示するものとして一般に使用されている事実もないとして登録になりました(不服2024-9528参照)。
2025/04/21外国商標
ウクライナ商標
- ウクライナ商標の登録証は電子登録証になったのですか?
- はい、ウクライナ商標に係る登録証については、2025年1月より、原則として電子登録証のみの発行となりました。
2025/04/14助成金・補助金
外国商標出願費用助成金(令和7年度)
- 東京都の第1回目の外国商標出願助成金の受付はいつからですか?
- 東京都知的財産総合センター令和7年度の外国商標出願費用助成事業に係る第1回目の申請受付は、来週令和7年4月22日(火)~5月14日(水)17時までです。
助成金の申請を行うには、事前にGビズIDを取得しておく必要があります。
2025/04/07外国商標
カナダ商標
- カナダのパイロットプロジェクトとは何でしょうか?
- カナダのパイロットプロジェクト(pilot project)とは、カナダ知的財産庁(CIPO)の商標異議委員会(TMOB)によって、登録後3年以上が経過した商標のうち、無作為に選択された商標権者に対して、不使用取消手続の通知が行われるもので、2025年1月に開始された試験的な制度です。
2025/03/31審決
識別力
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商 標 :「カスタマイズヒアル」
役 務 : 第44類「美容,医業,医療情報の提供 他」 -
- 「カスタマイズヒアル」は、需要者は『カスタマイズできるヒアルロン酸を注入する施術に関する役務』であること、すなわち、役務の質を表示するものと認識するにすぎないといえることから、本願商標は、役務の質を普通に用いられる方法で表示する標章のみからなる商標というのが相当であるとして拒絶されました(不服2024-16780参照)。
2025/03/24外国商標
ベネズエラ商標
- ベネズエラ商標権について、更新の猶予期間はありますか?
- ベネズエラ商標権に係る更新手続については、追加料金を納付することで6ヶ月間の猶予期間(grace period)が認められることになりました。
2025/03/17審決
識別力
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商 標 :「サモエドカフェ」
役 務 : 第43類「飲食物の提供,アルコール飲料を主とする飲食物の提供 他」 -
- 「サモエドカフェ」は、サモエドはロシアのシベリア地方原産の白色で長い被毛をもつ中型犬として知られ、犬と触れ合えるカフェが多数あり、特定の犬種の犬がいるカフェを「○○カフェ」と称していることから、需要者は『サモエド(犬)がいるカフェ』といった、単に役務の質を表示したものと認識するとして拒絶されました(不服2024-4196参照)。
2025/03/10外国商標
メキシコ商標
- メキシコ商標について、委任状の提出は必須ですか?
- メキシコ商標出願に関し、委任状の提出は必須ではありませんが、審査段階で必要になることがあるため、出願時に提出しておくことをお勧めします。
2025/03/03審決
識別力
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商 標 :「バイタライジング ミネラルエッセンス/Vitalizing Mineral Essence」
商 品 : 第3類「せっけん類,歯磨き,化粧品,香料,薫料」 -
- 「バイタライジング ミネラルエッセンス」は、『(肌などに)ハリやうるおいを与える、天然鉱物などのミネラルを成分として配合した美容液』であること、即ち、商品の品質、効能、原材料を表示したものと理解するに止まり、商品の出所を表示する標識又は自他商品の識別標識として認識することはないとして拒絶されました(不服2024-4829参照)。
2025/02/24外国商標
メキシコ商標
- メキシコ商標の委任状には認証が必要ですか?
- いいえ、メキシコ商標出願に係る委任状には、証人(Witness)2名による署名が必要となりますが、公証認証や領事認証は不要です。
また、委任状の原本は不要で、スキャンしたデータを提出すれば足ります。
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2024/02/19
中国商標
- 中国商標出願に関して、BaaSは受け付けられますでしょうか?
- 中国商標出願に関して、Blockchain as a service [BaaS]は、第42類の役務として、今年2024年から受け入れられるようになりました。
2023/12/25
中国商標
- 中国商標訴訟に関する委任状には、領事認証が必要ですか?
- 中国商標の訴訟手続に係る委任状については、以前は領事認証が必要でしたが、2023年11月7日より、アポシティーユ(Apostille)で足りるようになり、領事認証は不要となりました。
2022/02/28
中国商標
- 中国商標については、紙の登録証は発行されなくなったのですか?
- はい、中国商標の登録証に関しては、2022年1月1日より、紙媒体の登録証は発行されなくなり、電子登録証の発行のみとなりました。
2021/08/30
中国商標
- 中国においては、同一商標同一商品の重複登録が可能なのでしょうか?
- はい、中国商標に関しては、同一商標・同一指定商品/指定役務に係る重複登録が可能です。
2021/04/12
中国商標
- 中国商標の更新は、6ヶ月前からできますか?
- 中国登録商標に係る更新手続については、更新期限日の12ヶ月前から可能です。
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識別力
2013/05/07
識別力
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商 標 :「HON BURI」
商 品 : 第29類「ブリ(生きているものを除く。)」 - 「HON BURI」は、審査では『天然ものブリ』を認識するとして拒絶されましたが、審判では『ホンブリ(本鰤)』を想起させる場合があるとしても、当該文字は、食品事典等の食品関連の書籍への掲載はなく、これがその商品の特定の品質を表示するものとして一般に理解されているものとはいい難いとして登録になりました(不服2012-650012参照)。
2013/05/02
識別力
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商 標 :「Premium Diet」
商 品 : 第29類「コラーゲンを主原料とする顆粒状・錠剤状・カプセル状の加工食品(略)他」
第30類「コーヒー及びココア,紅茶,茶,菓子及びパン,即席菓子のもと」 - 「Premium Diet」は、審査では『高級な体重調節のための食品』程の意味合いを認識さるとして拒絶されましたが、審判では、指定商品の取扱業界で商品の品質を表示するものとして普通に使用されている事実はなく、需要者が該文字を商品の品質を表示したものと認識するというべき事情も見いだせないとして登録になりました(不服2012-8622参照)。
識別力
2013/05/01
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商 標 :「PREMIUM BITTER」
商 品 : 第30類「茶,茶飲料,紅茶飲料,アイスティー,ミルクを含む紅茶飲料,ミルクティー」 - 「PREMIUM BITTER」は、審査では『高級感のある苦味(高品質の苦味)』程の意味合いを看取させるとして拒絶されましたが、審判では、商品の品質を表示するものとして普通に使用されている事実は発見できず、需要者が該文字を商品の品質を表示したものと認識するというべき事情も見いだせないとして登録になりました(不服2012-8622参照)。
識別力
2013/04/30
識別力
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商 標 :「PREMIUM BLUE」
商 品 : 第9類「自動車用鉛蓄電池」 - 「PREMIUM BLUE」は、審査では『高級感のある青色』ほどの意味合いを理解させるとして拒絶されましたが、審判では、該意味合いを暗示させる場合があるとしても、これが本願指定商品との関係において、商品の品質(色彩)を直接的又は具体的に表示したものとして認識されるとまではいい難いとして登録になりました(不服2011-14216参照)。
識別力
2013/04/26
識別力
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商 標 :「杢目金屋」
商 品 : 第14類「杢目金技術を用いた指輪」
役 務 : 第35類「杢目金技術を用いた指輪の小売又は卸売の業務において行われる顧客に対する便益の提供」 - 「杢目金屋」は、『杢目金技術を用いた指輪を販売する店』を認識させ、商品の販売場所・役務の提供場所を表したものと認識されるものであるが、本願商標が指定商品及び指定役務について使用された結果、請求人を出所とする識別標識として需要者が認識するに至り、商標法第3条第2項の要件を満たすとして登録になりました(不服2011-5208参照)。
2013/04/25
識別力
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商 標 :「播磨伝承」
商 品 : 第30類「穀物の加工品」 - 「播磨伝承」は、食品の分野において、その地方で伝え受けつがれた味や製法について記述する際に“○○伝承”のように地名及び伝承の文字が共に使用されている実情があることから、需要者は『播磨地方で伝え受けつがれた味や製法による穀物の加工品』であることを表示したものと認識するにすぎないとして拒絶されました(不服2012-9058参照)。
2013/04/24
識別力
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商 標 :「濃厚荒挽」
商 品 : 第29類「肉製品,食肉 他」 - 「濃厚荒挽」は、審査では『味等が濃厚で、粗挽きにしたもの』程の意味合いを理解するとして拒絶されましたが、審判では、指定商品との関係で『濃厚で、かつ粗挽きである』というような具体的な商品がないことも考慮するならば、全体として指定商品の品質を具体的に表示するものとはいい難いとして登録になりました(不服2012-16294参照)。
2013/04/23
識別力
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商 標 :「熱中対策」
商 品 : 第 3 類「せっけん類,化粧品 他」
第24類「敷布,布団,布団カバー,まくらカバー,カーテン 他」 - 「熱中対策」は、近時、熱中症対策のための商品が多く製造・販売され、そのような商品を指称する語として「熱中対策」の文字が広く使用されており、本願指定商品との関係においても、関連商品が多く製造・販売されていることから、需要者は『熱中症対策用の商品』であることを認識するに止まるとして拒絶されました(不服2012-6056参照)。
2013/04/22
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商 標 :「海藻七選」
商 品 : 第29類「海藻を主原料とした顆粒状・液状・カプセル状の加工食品(略)他」 - 「海藻七選」は、食品を取り扱う業界においては、“○(数字)選”の文字が『優れたものを○種類選んだこと』程の意味合いを表すものとして一般に使用されている実情があることから、本願商標を指定商品に使用したときは、『七つの海藻を(選び)原材料とする商品であること』を認識させるに止まるとして拒絶されました(不服2012-16236参照)。
2013/04/19
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商 標 :「コラーゲンランプ」
商 品 : 第11類「電球類及び照明用器具」 - 「コラーゲンランプ」は、美容器具の分野において可視光線や紫外線等を使用した商品が取引されている実情が認められるとしても、本願指定商品との関係で、原審説示の『コラーゲンの生成を促す商品』の意味合いを直ちに認識させるとはいい難く、むしろ一種の造語を表したものとして認識されるとして登録になりました(不服2012-11848参照)。
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